リアルドラゴン桜プロジェクト

自由ヶ丘学園高校

Vol05
2021.10.7
英単語の丸暗記はやめよう!
語源の意味を知ると、英語の成績は上がる

10月上旬に、リアルドラゴン桜の授業が自由ヶ丘学園高校でおこなわれました。久しぶりに対面でおこなわれたこの日の授業。生徒たちの表情にも明るさを感じられました。今回のテーマは“英語”です。さっそく授業の様子と、生徒の声をお届けしましょう。

高1の今は、とにかく
基礎を勉強しよう

「みなさん、お久しぶりです!」。対面授業ということで西岡講師は嬉しそうに挨拶をし、授業がはじまりました。

「英語は、受験ではとても重要な科目です。配点が高いことが多く、他の科目と比べて点差がつきやすいからです。しかも勉強する範囲が広く、すぐには勉強の成果が出にくい。何から手を付ければよいのか、わからないという人も多いのではないでしょうか? 僕もそうでした。今日は英語の勉強法をお話します。しっかりと身につけ、得意科目にしましょう!」。

西岡講師はこう言うと、生徒が持参した自分の模試結果を確認するように促しました。そして、これまでの授業で学んだ“現状分析”を、英語の模試結果でおこなうように言いました。

「これまでに学んだ“戦略的思考”を、英語でもやりましょう。ただ英語が苦手だとか、英語がだめだったというのはよくありません。自分は英語の何がだめで、何ができているのかを分析するのです」。

西岡講師は続いて、分析が終わったら周囲の人と共有するように言いました。生徒たちは自分の分析が終わると、積極的に話し合いをはじめます。

生徒たちが分析し、弱点として発表されていた中で多かったのは
・英単語や文法
・長文読解や英作文
でした。

発表を聞いた西岡講師は、こう語りました。

「発表の中に、『長文読解や英作文は、勉強をしても成績が上がるイメージがつきにくいので難しい。その前に、英単語や文法をやった方が良いのではないか?』という意見がありました。この考えは、正しいと思います。英単語や文法は、基礎です。その上に、長文読解や英作文という応用があります」。

「基礎を固めることができれば、一般的な模試で偏差値60を取ることができます。地に足がついたところから勉強すると、かならず成績は上がるのです。高1や高2で基礎を固めない状態で高3になると、かなり辛くなります。だから今は、とにかく基礎をやりましょう!」。

西岡講師は、高1の今やるべきは基礎で、これは数学など他の科目でも同じであることを強調しました。

英語の勉強でも
なぜ?を問おう!

授業の後半では、基礎となる英単語の勉強法が紹介されました。西岡講師はstanceを例に、こう語ります。

「stanceは、語根であるstやstaが“立つ”という意味を持つので、立っている場所ということで“立場”という意味を持ちます。また、そこから派生して、“態度”や“構え”という意味も持つようになったのです」。

「語源の意味を知っていると、類語も簡単に覚えることができます。statusは“社会的地位”という意味です。これも語根がstやstaであるため、立っている場所というところから派生してこのような意味を持つようになりました」。

「もし試験中に単語を思い出せなくても、stやstaが入っていると、立つに関連すると考えられますよね? この勉強方法は、少し難しい単語では特に有効です。compromiseのcomは“一緒に”という意味です。companyは一緒にパンを食べることから、“会社”や“仲間”という意味になりました。同様に、compromiseは“一緒に”“約束する”から、妥協するという意味になります」。

西岡講師は、かなりの英単語には、どこかにこのようなヒントが入っていると言いました。そして、どれだけ英単語を覚えても、長文問題では忘れてしまった英単語が出てくると言います。その時に、わからないから読みとばすのではなく、類推するだけでも大きな違いになると強調しました。

“なぜを問う”のは、英語でもとても有効だということを、生徒たちは学んだようです。

その後、長文読解など英単語以外の勉強法や、おすすめの参考図書が紹介されました。

そして最後に、西岡講師はこうまとめました。ポイントは2つです。

1 中学レベルの英文法を満点にできるくらいまで完璧に覚えよう→基礎が大事!
2 今習っているレベルの英文法を説明できるくらいまで完璧にしよう→なぜ?を問う

おすすめの勉強法は、スタディサプリの「中学総復習」や、「ベーシックレベル英語」を満点が取れるまでやることだそうです。これができるようになると、長文読解でも得点が伸びるようになるということでした。

こうしてこの日の授業が終わりました。重要科目である英語の成績は、誰でも伸ばしたいと思っています。生徒たちはとても意欲的で、授業が終わった後も、西岡講師に質問をし続ける姿が印象的でした。

勉強への向き合い方を学び
迷いがなくなりました

授業の終了後、2名の生徒に話を聞きました。今日の英語の授業で、何を学んだのでしょうか? また、これまでのリアルドラゴン桜授業で、何を感じたのでしょう?

A.T.くん

Q:今日の授業で、何を学びましたか?
A:一番の学びは、単語を語源から理解して覚え、わからなければ語源から類推するという方法です。わからない単語を辞書でいきなり調べるのではなく、語源をもとに考えてみるという話には驚きました。今までは、すぐに辞書で調べることが当たり前だと思っていましたから。

Q:今後、やってみようと思ったことはありましたか?
A:はい。単語の語源から類推する方法と英文法の勉強法は、今日から実行します。教えていただいた参考書もさっそく買って、やってみます。

Q:東大生講師の印象を教えて下さい
A:もともと持っていたイメージと違いました。東大生は元から頭が良かったのではなく、とても努力をした人なのだということがわかりました。

Q:これまでのリアルドラゴン桜の授業の感想を聞かせてください
A:東大生の経験談を聞くことができるので、とても貴重な時間です。漫画やドラマも見ました。リアルドラゴン桜授業で学んだ話が出た時は、嬉しくなりましたね。

J.Y.くん

Q:今日の授業の感想を聞かせてください
A:語源から単語の意味を類推する方法など、自分で考えてやっていた事と同じだったので驚きました。そのやり方で良いのだという、自信がつきました。

Q:なぜ、その方法を思いついたのですか?
A:昔は、わからない単語を見た時に、すぐ辞書などで調べていました。そのうちに、語源を理解すると覚えやすいということに気がついたのです。覚えやすいだけでなく、わからない単語が出てきた時に類推できますし、焦らなくなるのが良いですね。

Q:これまでのリアルドラゴン桜の授業の感想を聞かせてください
A:実は高校に入学した頃、勉強のやり方で迷っていました。勉強の心構えや勉強方法をたくさん調べたのですが、書かれている内容は人それぞれで、かえって迷ってしまいました。そんな時にこのリアルドラゴン桜授業が始まり、多くのヒントを頂くことで迷いがなくなりました。

Q:東大生講師の感想を聞かせてください
A:東大生は、精神力の強さがすごいと思います。西岡講師は2浪で東大に合格しましたよね。その粘り強さや精神力の強さはどのようにして身についたのかを、ぜひ今後の授業で聞いてみたいです。

話を聞いた2人はともに、英語の成績は「まあまあ」だと謙遜していました。しかし「今日の授業で学んだ勉強方法を実践し、得意科目にしたい」と、目を輝かせて話してくれたのが印象的でした。

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