リアルドラゴン桜プロジェクト

学校法人 目黒日本大学学園 目黒日本大学高等学校

Vol02
2022.5.14
志望校について、より深く、真剣に考えよう

5月中旬に、目黒日本大学高等学校でリアルドラゴン桜プロジェクトのワークが開催されました。参加したのは、特進クラスの高校2年生です。生徒たちは昨年も受講していましたが、2年目となる今年のワークは、より大学受験を視野に入れた実践的な内容となります。生徒たちは何を学び、何を感じたのでしょう? ワークの様子と、生徒のインタビューをお届けします。

大学合格の先に広がる世界

この日講師を務める東大生は、文3の伊藤まどか講師と経済学部の西岡壱誠講師です。ワークの冒頭、西岡講師はこう語りはじめました。

「“行きたい大学に行こう”という話を、1年生の時から何度も話してきました。しかし皆さんの中には、まだ迷っている人もいるようです。そこで今日は改めて、志望校についてより深く考えたいと思います」。

「受験勉強は、長期間続きます。だから、大学合格だけを目標にしてしまうと、モチベーションが続かなくなることがあります。たとえばテストや模試の成績が悪いと、志望大学を目指す気持ちが弱くなることもあるのです」。

「ではどうすればよいのか? 一番のおすすめは、志望大学に入った後のことを考えることです。大学に合格したらどんなことをしたいのか? どんな大学生活を送り、どんなことを学びたいのか? を考えるのです」。

西岡講師は志望大学を決める時に大切なのは、その大学に入った後のイメージを持つことだと強調し、こうまとめました。

「大学受験をゴールにするのではなく、その先にどんな世界が待っているのかを想像して受験勉強をしてください。そうすると、テストの成績に一喜一憂することもなく、モチベーションを保ち続けることができます」。

大学生の生活とは?

西岡講師は続けて、こう語りました。

「とはいえ、大学合格の先にある景色を知らないと、想像もできないと思います。ですので、まずは大学生活がどのようなものなのかを知ることから始めましょう。高校と大学では何が違うのか、これから伊藤講師が説明します」。

伊藤講師が紹介したのは、学びに関するものです。特にゼミとインターンシップについて、実例とともに解説しました。ゼミは生徒が主体となって運営することや、論文では課題の設定や結論も自分で考えることを説明したあと、次のように語りました。

「大学の学びには、答えがありません。しかも、問題を自分で見つけ、答えを自分で考えます。私はこの点が高校と大学の一番大きな違いで、一番面白いと感じています」。

続いて西岡講師は、学び以外の大きな違いとして、インターンシップの紹介をしました。インターンシップはその企業の一員として働き、事業や仕事の理解を深めながら、自分の適性などの分析をすることができます。その点が、アルバイトとの違いだと解説しました。

そして、最後に西岡講師はこうまとめました。

「大学生活は、楽しめる人と楽しめない人にわかれます。受け身の姿勢だと、学びも生活も、つまらないものになるかもしれません。大学で何ができるのかを、自分で調べないと楽しめない場所だとも言えます。ではどうやってその情報を入手するのかを、これからお話します」。

志望大学の情報を得る方法

西岡講師は続けて、志望大学の情報を入手する方法について解説しました。大学のホームページや大学案内で調べることはもちろんですが、それに加えて実際に志望大学へ足を運ぶことが大切だと強調しました。

「オープンキャンパスには、ぜひ行ってください。会場で配られる冊子の中に、ホームページにはない情報が掲載されていることもよくあります。学園祭、オンラインのキャンパスツアー、動画サイトを見るのもおすすめします」。

続けて、高校生の時に学園祭やオープンキャンパスに足繁く通った伊藤講師が、その体験談を語りました。

「オープンキャンパスや大学祭に参加する一番の利点は、自分が志望大学に合格したら、このキャンパスでどのような大学生活を送ることになるのかをイメージすることができる点です。ホームページや大学案内を見るだけでは、その雰囲気を“感じる”ことができません。大学生の普段の姿を見ることで、“私は絶対にこの大学に合格したい”と思うようになりました」。

西岡講師も、こう続けます。

「僕がおすすめするのは、食堂です。なぜかというと、大学生の生の姿を見ることができるからです。笑顔で食事をしながら楽しそうにサークルの話をしたり、レポートの話をしたりしている大学生の姿を見ると、心から“この大学に入って大学生活を満喫したい”と僕は感じました」。

その後も、学びに関する情報収集の方法や受験に関する情報収集の方法が紹介され、この日のワークは終わりました。

偶然、この日のワークは東大の五月祭と同じ日でした。伊藤講師はこのワークの後、五月祭の会場に戻ってサークルの発表会に参加するそうです。その話を聞いた多くの生徒から、「残念!」「次の文化祭には足を運びます!」という声があがりました。生徒たちはこれから、積極的にオープンキャンパスや大学祭に足を運ぶことでしょう。そこで感じたことにより、志望校合格の決意が強まることを願ってやみません。

生徒インタビュー

ワークの終了後、2名の生徒に感想を聞きました。生徒たちは、この日のワークで何を学び、何を感じたのでしょう?

H.K.さん(文系)

Q:今日のワークについて、感想を聞かせてください

H.K.さん:今日の授業は“積極的に大学の情報を収集する”という趣旨でしたが、とても参考になりました。なぜなら、私はすでに行きたい大学があるのですが、そこまで深く大学の情報を集めていなかったからです。今日の授業で学んだ内容を参考に、大学のホームページやオープンキャンパスなどで情報を得ようと思いました。

Q:2年目のリアルドラゴン桜プロジェクトは、1年目とどのように違うと感じましたか?

H.K.さん:昨年は1年生だったので、勉強の楽しさや意義を教えていただきました。今年のプログラムは、より大学受験を意識した内容になっています。いよいよ大学受験が近づいてきたという焦りも感じますが、貴重な時間なので教わったことを無駄にせずに過ごしたいと思います。

Q:東大生講師について、どのような印象を持ちましたか?

H.K.さん:ひとりひとりの個性がとても強いと感じています。文系や理系など経歴も様々で、それぞれの講師が自分に自信を持っている印象があります。自分が興味のあることについて、積極的に躊躇なく行動する印象です。その行動力が、とても素敵だなと感じています。

Q:あなたにとって、このプロジェクトはどのような場ですか?

H.K.さん:自分のモチベーションが上がる場です。私だけでなく、友人もワークのあとは顔つきが変わり、真剣に勉強に取り組んでいます。定期的に刺激を受けることができる、とても大切で貴重な機会だと感じています。

T.B.くん(理系)

Q:1年生の時のワークと2年目のワークは、何が違うと感じていますか?

T.B.くん:昨年は、勉強の意義や向き合い方、科目ごとの勉強法などを教えていただきました。今年はまだ2回ですが、受験を視野に入れた内容になっていると思います。ひとつ上のレベルに上がったと感じ、より真剣にワークと向き合っています。

Q:これまでのワークで、一番印象に残っている内容は何ですか?

T.B.くん:今日のワークで学んだ、受験がゴールではないという話です。一番大切なのは大学に合格した後のことを考える、という内容でした。この話を聞いた時、耳が痛い話だと感じました。僕はこれまでのワークを参考にし、将来の仕事を考え、そのためにはどの大学で何を学ぶのかを考えるようにしてきました。学校の先生にも、大学を偏差値で選ばないようにと言われていたのですが、ついつい大学を偏差値で選びそうになることがあります。まだまだ自分の考えが甘いと感じたので、よく考えたいと思います。

Q:これまでのワークで学んだ内容で、実践していることはありますか?

T.B.くん:スマホをタイマーにする方法を実践しています。勉強時間を把握することが出来ますし、タイマーを動かしているのでその間はスマホを使うことが出来ません。これは良い方法だと感じ、継続しています。
また、アウトプットの量は圧倒的に増えました。今では日常的に、友人と勉強を教えあったり、自分が暗記したことを聞いてもらったりしています。

ふたりとも、1年生の時と比べてワークの内容が、「より大学受験を意識した実践的な内容になっているので、さらに真剣にワークと向き合いたい」と答えてくれました。また、「志望校についても改めて真剣に考えたい」と、真剣な表情で語ってくれました。自分が納得できる志望校が見つかることを、期待したいと思います。

過去の記事一覧

学校TOPへ

Copyright © Mita Norifusa / Cork