リアルドラゴン桜プロジェクト

日本大学櫻丘高等学校

Vol06
2021.1.26、1.30
これからの未来を創る人材を育成する、充実したグローバル教育制度

日大櫻丘高校では『櫻イノベーション』のスローガンのもと、予測困難な社会を生き抜く力を生徒が身につけることを目指して教育をおこなっています。『櫻イノベーション』が掲げる4つの柱の中で、特に際立つのがグローバル教育だと言えるでしょう。グローバルな視点で考え、発信できる力を養うことで、未来を創る人材を育てることを目指しています。今回は、ネイティブ教師による少人数の英会話授業や豊富な留学制度など、日大櫻丘高校の充実したグローバル教育制度をご紹介します。

英語が日常になる
ネイティブ教師は4名在籍

日大櫻丘高校のグローバル教育で最も特徴的なのは、ネイティブ教師が4名も在籍していることです。しかも出身は欧米だけでなく、国籍も多岐にわたります。ダイバーシティーを推進している、日大櫻丘高校ならではの体勢だと言えるでしょう。これにより、生徒たちはネイティブ教師と日常的に会話をすることができ、多様な文化に触れることもできるのです。

このほかにも、英語4技能とコミュニケーション能力を高めて英語運用力を磨くため、さまざまなプログラムが用意されています。その一部をご紹介しましょう。

■中期・長期留学
中期留学は3ヶ月間、長期留学は1年間の単位認定留学制度です。ニュージーランドのオークランド近郊で、ホームステイをしながら現地の高校に通います。単位認定留学なので、帰国後は本来の学年に戻ることができます。

■少人数英会話授業
クラスを3分割し、1グループ約13名の少人数でおこなう英会話授業です。3つのグループそれぞれをネイティブ教員1名が担当し、さらに日本人教員が巡回してサポートをおこないます。英語で発言する機会が圧倒的に増えるため、英会話力が自然と身につきます。

■SAKURA CAFE
生徒会館2階のオープンスペースで、放課後に週2回おこなわれる英会話レッスンです。4人のネイティブ教師が日替わりで担当します。気軽に参加できるため、生徒から人気が高い英会話サロンです。

■U.S. デュアル・ディプロマ・プログラム~2年間の国内留学~(令和3年度より実施)
日大櫻丘高校の教育課程を履修しながら,アメリカの私立中高一貫校であるProvidence Country Day School(PCDS)の授業を2年勉強することで,本校の卒業資格と現地の卒業資格(ディプロマ)を取得できます。このプログラムに基づき,アメリカ名門進学校(プレップスクール)を卒業することにより,アメリカ国内のパートナーシップ大学への入学(推薦)が100%可能となります。また,帰国子女入学枠を設ける日本国内の大学への進学も可能となります。

その他にも、ここではすべて紹介できないほど充実したプログラムが用意されています。新型コロナウイルス拡大の影響で、来年度は留学など一部実施できないものもあります。しかし、それを補って余りある、充実したグローバル教育制度が用意されていると言えるでしょう。

学校ホームページ(櫻イノベーション)
https://www.sakura.chs.nihon-u.ac.jp/si/

少人数英会話授業の様子

ネイティブ教師が語る
グローバル教育の特徴

特別進学(S)クラスで英語を担当しているA.D.先生に、日大櫻丘高校のグローバル教育について聞きました。

---日大櫻丘高校のグローバル教育は、どのような特徴があると思いますか?
A.D.先生:日本大学はケンブリッジ大学と学術交流協定を結んでいるため、日大櫻丘高校も交流があります。また、少人数の英会話授業・海外留学制度・夏期のイギリス語学研修・SAKURA CAFEなど、とても多くの制度があり、英語を学ぶ環境が充実しています。単に英語を学ぶだけでなく、気候変動などの国際問題などを考える機会も豊富にあることが特徴です。

---4名のネイティブ教師が在籍しているメリットは何でしょう?
世界中で使われる英語は、地域によって違いがあります。生徒たちが、さまざまな地域の異なる発音やアクセントを聞き、学ぶことができるのが一番のメリットだと言えます。また、異なる文化に触れることができるのも、良い機会だと思います。

---少人数の英会話授業は、どのようなメリットがありますか?
生徒にとって、英語で話す機会がとても増えることが最大のメリットだと思います。単に個人が話すだけでなく、お互いに会話をしたり、グループワークをしたりすることも容易にできます。また大人数の授業では、教師が生徒を指名して生徒が答えるという、伝統的な進め方がどうしても多くなります。この場合、指名された生徒はとても緊張します。少人数だと、生徒はよりリラックスして話すことができます。さらに、教師がよりきめ細やかに教えることが出来るのもメリットです。生徒の発音が聞き取りやすくなり、正しい英語を教えやすくなります。生徒が困っている場合にも、サポートをしやすくなります。

--- SAKURA CAFEの特徴を教えて下さい
毎週、火曜日と金曜日に開催されています。毎回2名のネイティブ教師が担当し、英語を話したい生徒が自由に参加しています。一番の特徴は、通常の授業より、さらにリラックスして英語を学ぶことができる事です。オープンで自由な場なので、やることも決まっていません。生徒の要望に合わせて、内容や英会話のレベルを変えています。たとえばボードゲームをやったり、映画や音楽について議論をしたりするのです。通常の授業ではあまり触れることが出来ない、日常英会話を学ぶことができるのも特徴だと言えます。参加している生徒は毎回、とても楽しんでいます。

A.D.先生 ロンドン出身。7年間、日本の企業・官公庁・国際機関・大学などでビジネス英語を教えたのち、4年前に日大櫻丘高校に赴任

最後に、英語の授業を将来、どのようにしていきたいかを聞きました。A.D.先生は、たとえば社会科の授業を英語でおこなうなど、他の科目の授業との融合にトライしたいそうです。また、好きなことを題材にしてビデオを制作したり、ブログやホームページで発信をしたいと語ってくれました。好きなことであれば、より楽しんで英語を学ぶことができるからです。

さらに、部活動を英語でやるというアイデアも語ってくれました。茶道部や野球部の練習を英語でやるというものです。英語を教室で学ぶだけでなく、より日常的に使える環境をつくりたいとA.D.先生は語ってくれました。

長期留学制度が魅力で
日大櫻丘高校に入学しました

2020年の1月から12月にかけて、長期留学制度でニュージーランド北部のオークランドに滞在し、ホームステイをしながら現地校「Sancta Maria College」に通ったN.Mさんに話を聞きました。

---留学を決意した理由を教えて下さい
N.Mさん:もともと英語は、文法が難しかったので好きではありませんでした。しかし中学生の時に通っていた英会話スクールの先生といろいろな話をしているうちに、英語に興味を持つようになりました。また、私は人見知りの性格で、自分を変えたいという思いもあり、留学をしたいと考えるようになりました。日大櫻丘高校は留学制度が整っていて、留年をしなくても留学することができる長期留学制度があります。この制度が魅力だったので、入学しました。

---留学前の準備は何をしたのか教えて下さい
N.Mさん:もっとも役に立ったのは、学校で毎週実施されている“Online Speaking Training”です。希望者はSkypeを使い、ネイティブの先生とたくさん英会話をすることができます。留学前にネイティブの先生と話すことができたので、とても役立ちました。

---現地での生活はどうでしたか?
N.Mさん:最初はホストファミリーの話す英語が聞き取れず、とても困りました。人見知りだったので相談をすることも出来ず、不安だらけでした。これではダメだと思い、リスニングやスピーキングの勉強を必死でやり続けているうちに、徐々に聞き取れるようになりました。そうなると毎日がさらに楽しくなり、学校での勉強や友達と遊ぶこと、ホストファミリーとのリラックスタイムなど、すべてが充実した時間になりました。

---楽しかった授業は何ですか?
N.Mさん:英語と体育です。すべて英語で学ぶ英語の時間は、とても楽しく充実していました。体育は、日本と違ってコミュニケーションをとることを重視していました。初めてやる競技の場合、お互いにアドバイスや相談をしながら練習をするのです。その過程で多くの友達ができたので、体育は好きな時間でした。

---留学で一番学んだことは何ですか?
N.Mさん:英語はもちろんですが、“人間関係の大切さ”に気がつきました。留学前は、自分の家族や友達の大切さを、あまりわかっていませんでした。何かをやってもらっても、当たり前に思っていたのです。ところが留学すると、自分のことは自分でやらなければなりません。家族や友達のおかげでできていた事が、とても多かったことに気がつくことができました。

---留学を考えている後輩に、アドバイスをお願いします
N.Mさん:日大櫻丘高校の長期留学制度は、そのままの学年で長期留学ができる、とてもありがたい制度です。同時期に留学していた人の中には、学校をやめたり留年をする前提で来ていた人がいました。同じ学年に戻ることができるのは、とても安心できる制度だと思います。事前の準備も、多くの英語教育プログラムが活用できます。帰国してからも、先生がきめ細かくサポートしてくれるので、安心できると思います。

N.Mさんは、インタビュー時間が過ぎても、自分の留学経験をにこやかに語り続けてくれました。以前は人見知りだったことが信じられないほどです。留学は英語の勉強だけでなく、人格形成の面でも非常に大きな影響があることを感じました。

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