リアルドラゴン桜プロジェクト

学校法人 明徳学園相洋高等学校

Vol05
2021.11.19
【東大生座談会】6人の東大生が、悩みに個別に答える座談会開催!

秋も深まってきた11月下旬、リアルドラゴン桜プロジェクトの特別授業「東大生座談会」がおこなわれました。

座談会形式で東大生講師とざっくばらんに話せるこのプログラムの目的は、東大生との対話を通じ、自分の進路をじっくり考えること。「東大生に直接相談できるまたとない機会」と、生徒も心待ちにしていた当日の様子をレポートします。

6名の現役東大生講師が相洋高校に来校!

この日、相洋高校を訪れた東大生講師は6名。ひとくちに東大生といっても、東大に入るまでのバックグラウンドはさまざまです。まずはどのような東大生がやってきたのか、自己紹介の様子をお伝えします。

伊藤講師:経済学部3年生。中学受験を経て中高一貫の進学校に進み、東大に入学。東大を目指したきっかけは、父親に「現役で国公立大学に行きなさい」といわれ、ハードルの高い要求への反発心から、逆にやる気が湧いたことだそう。「ならば一番いい学校に行く!」と、一念発起したエピソードを披露してくれました。

松嶌講師:農学部3年生。何事にも自信をもてない自分を変えたくて、東大を目指したという松嶌講師。「今日はみなさんの質問にいっぱい答えられたらいいなと思っています」と、明るい笑顔で生徒に語りかけました。

西岡講師:経済学部4年生。リアルドラゴン桜プロジェクトの東大生講師リーダー。生徒たちにも馴染み深いお兄さん的な存在です。自己紹介では自身の高校時代の思い出を面白おかしく語り、生徒もすっかりリラックスした様子でした。

山田講師:理科二類2年生。文系志望だったけれど当時の成績では文系が厳しく、理系に進路変更して努力を続け、東大に合格。「正直、理系の勉強はあまり好きではなくて大変でした。今日はそんな経験も活かしてお話しできればと思います」と、意気込みを語ってくれました。

布施川講師:文学部4年生。経済的な理由で国公立大学を目指さなくてはならず、家から一番近い国公立大学が東大だったことから東大を目指したという布施川講師。自己紹介でもそのエピソードを披露し、「東大にはこんな人もいるんだなと、心に留めてください」と明るく語りかけました。

相生講師:法学部3年生。「東大を目指した理由は、優秀な人と関わることで成長したいと思ったから」と切り出したあと、実は東大に行けばモテるのではないかとの気持ちもあったと、冗談交じりに告白。ユーモアのある自己紹介に生徒たちもいっそう和んだようでした。

テーマは進路。東大生の親身なアドバイスに聞き入る生徒たち

自己紹介と前回授業の振り返りが終わると、伊藤講師が今日のテーマを生徒たちに伝えました。

「今日のテーマは、『どんな大学・学部を、なぜ目指すのか、東大生と一緒に考えよう』です。志望校をなんとなく決めてしまうと、がんばり抜くことができません。また、志望校に合格したとしても、自分がそこにいる意味を見出せなくなることもあります。そうならないためには、なぜその大学・学部を目指すのかをしっかり考えることが重要です」

東大生講師の楽しい自己紹介に湧いていた生徒たちも、座談会に臨む気持ちを新たにした様子。いよいよ東大生との座談会のスタートです。

座談会では生徒たちが3グループに分かれ、東大生講師も2名ずつ3ペアに。そして東大生講師のペアが各グループを順にまわり、全生徒が全ての東大生講師と話す機会を得られる形式でおこなわれました。

東大生講師が目の前に来て「みんな、志望校は決まっているのかな?」などと明るく話しかけると、1人の生徒が手を挙げ質問の口火を切りました。するとほかの生徒たちも次々に挙手し、時間が足りないほど盛り上がっていきました。

・本当に自分がやりたいことができる学部はどこなのか、わからない
・親が勧める学部と、自分が行きたい学部が違うので悩んでいる
・子どもの頃から集中力がない。どうすれば集中力を身につけられる?
・苦手科目、得意科目、どちらに時間をかけたらいい?
・定期テストのための勉強と、受験のための勉強はどう両立させたらいい?
……etc.

生徒からの質問・相談は、自分の進路のこと、東大生講師が実践していた勉強法についてなど多種多様。そのたびに東大生講師は自らの体験に基づいた明快なアドバイスを伝え、質問した生徒も、その他の生徒も、東大生の言葉を手元のタブレットにメモしていきます。

ときには東大生講師も「それは悩むね」と考え込む場面もありましたが、一貫して生徒の気持ちに寄り添い、解決法を一緒に模索。自分のことのように真剣に考えてくれる東大生講師の話を、生徒もまっすぐな視線を向けて聞き入っていました。

西岡講師「質問のレベルが高い! 僕らもやりがいがありました」

生徒は座談会が始まる前に、自分の進路への想いをワークシートに記入していました。そして全員の東大生講師との座談会が終わると、座談会の内容をふまえてワークシートを修正、再記入。このワークシートに東大生講師が目を通してコメントしていき、座談会は終了となりました。

終了後、西岡講師に感想を尋ねると「ふわっとした質問ではなく、具体的でレベルの高い質問が多かったです。生徒さんが自分のことをストレートに話してくれて、僕たちもやりがいがありました。きっと、どの生徒さんも自分の進路ときちんと向き合っているからだと思います」との答え。

生徒にも感想を聞くと、「すごく楽しかったです!」「毎回、座談会をやりたいです!」と、高揚感たっぷりに笑顔で感想を語ってくれました。

生徒へのアンケートも「悩みにしっかり向き合ってくれてうれしかった」「聞きたかったことが聞けた」「親身に答えてくれて泣きそうになった」と、東大生との対話で多くの収穫を得た様子が伝わってくる結果となりました。

大学受験に対する疑問や不安を、現役の東大生たちに直接相談できる座談会は生徒に大きな勇気を与えてくれました。

東大生講師との対話で得たものを糧に、さらなる進化を続ける相洋丸の生徒たち。経験した全てを素直に吸収していく彼・彼女たちから、今後も目が離せません。

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