リアルドラゴン桜プロジェクト

学校法人 明徳学園相洋高等学校

Vol02
2022.6.21
【授業&リクルート会社見学】勉強は、大学、そして社会にもつながっている

6月下旬のある朝、相洋高校特進コース選抜クラス2年生、3年生の総勢51名は、東京・八重洲のオフィス街にいました。東京にあるリクルート本社で行われる、リアルドラゴン桜プロジェクトの特別授業に参加するためです。

この日の特別授業の内容は、「リアルドラゴン桜授業」「リクルート会社見学&座談会」というもの。社会に触れる機会を得た生徒たちは、何を感じ、何を考えたのでしょうか? 生き生きと参加していた生徒の様子を、2年生のインタビューをまじえてレポートします。

【授業レポート】
東大生の体験をもとに、模試の活用法を学ぼう!

大きな窓一面に広がる、壮大な景色──。東京・八重洲のビル高層階、リクルート本社のホールに集まった特進コース選抜クラスの2年生、3年生は、いつもと異なる環境に少し高揚した様子で、都心のパノラマビューを眺めています。

今日はリアルドラゴン桜プロジェクトの特別授業として、校外でのリアルドラゴン桜授業とリクルート会社見学、および社員との座談会が行われる日。まずは西岡講師とM講師、2人の東大生講師による授業がスタートしました。

冒頭は、各教科のおすすめの問題集や東大生の勉強法についてのレクチャーです。ここではM講師が自身の体験談を披露し、高2、高3のどの時期に何を考え、どんな勉強をしてきたかを詳しく教えました。

生徒にしてみれば、今の自分と同じ時期にどのように勉強していたかを知る絶好の機会とあって、誰もが真剣にM講師の話に聞き入ります。「タイムリミットは高3の夏休み。3年生は夏休みまでに苦手をなくせるようにがんばってください!」。M講師の明るい励ましの言葉を、生徒もまっすぐ受け止めているようです。

その後は、今日の授業のメインテーマである「模試」についての授業が展開されていきました。「模試を受けるのが大事な理由」を、シンプルに整理しながら解説していく西岡講師。客観的なデータで今の自分の実力を把握し続けることの大切さを伝えます。

そして授業は、いよいよ「模試の受け方・振り返り方」というテーマの核心に迫ります。ここでもM講師は自身の高校時代の模試の結果を時系列で公開しつつ、実践していた模試の復習法を生徒に伝授。西岡講師はほかの東大生たちの事例も紹介し、模試の復習と普段の勉強を両立させる計画の立て方などを具体的に説明しました。

締めくくりは、学力を効果的に高めるための「模試の目標の立て方」です。

「受験は1点の差で受かったり、落ちたりします。ぜひ、『あと1点』に貪欲になって取り組んでください!」

いつになく、力強い言葉で生徒を激励する西岡講師。特に3年生は受験勉強の山場を迎える時期とあり、自分の進路への思いをますます強くしているようでした。

【2年生インタビュー】
周りの友達と刺激し合い、勉強への意欲が増しています

授業後は、2年生のOさんとMさんに感想を聞きました。Oさんは弓道部、Mさんは卓球部に所属し、勉強も部活もがんばっている2人です。

──「模試」をテーマとした今日のリアルドラゴン桜授業の感想を聞かせてください。

Mさん:今日の授業で、具体的な目標を持って模試を受けることの大切さがよくわかりました。これからは模試ごとに目標を明確にして、志望校のレベルに達するには何が足りないのかを考えながら臨んでいきたいと思いました。

Oさん:僕は自分なりに目標設定して模試を受けていたので、今までのやり方は間違っていなかったと自己肯定感を高く持つことができました。加えて、復習や目標設定で意識すべきことなど、自分にとって新たな視点を知ることもできてよかったです。特に西岡講師の「1点の大切さ」の話は心に残り、気が引き締まりました。

左からOさん、Mさん

──2年生になって、勉強に対する意識は変わりましたか?

Oさん:1年生のときはどこかで「なんとかなるのでは」と思っている部分があったのですが、最近は、本腰を入れなくてはと危機感を覚えるようになりました。そんな中、リアルドラゴン桜授業は自分の勉強法を見直すいい機会になっています。

Mさん:1年生の頃は部活に集中し、勉強は二の次になっているようなところがありました。でも2年生になり、周囲の友達が勉強に力を入れ始めているのを見て「自分もがんばらなくては」と思うようになりました。学校の先生も進路について考える機会をたくさんつくってくださるので、自分の中で勉強に対する気持ちが大きくなっています。

──今日はこの後、リクルートの会社見学と、リクルート社員との座談会が予定されています。意気込みを聞かせてください。

Oさん:こういった会社に来るのは初めてなので、すごく楽しみです。実際に大人が仕事をしている空間を見て働くイメージを持ちたいですし、仕事とはどういうものなのか、社員のみなさんにいろいろお聞きしたいです。

Mさん:僕は父が自営業なので、会社員として働くみなさんの話にとても興味があります。社会に出ることに対しては漠然とした不安感もありますが、社員の方々から楽しく働いている体験談をお聞きして、自分の将来をより前向きに捉えられたらと思っています。

【リクルート会社見学&座談会】
こんな風に仕事がしたい! 将来の夢が膨らむ座談会

昼食をはさみ、午後はリクルート社員による会社見学と座談会が行われました。まずはリアルドラゴン桜プロジェクトの統括リーダーを務める社員から、こんな話がありました。

「人生では、勉強している時間よりも仕事をしている時間の方が長いです。今みなさんが取り組んでいる勉強は大学だけでなく仕事にもつながり、勉強した経験が必要とされ、勉強が生きる場面が必ずあります。ですから、今のうちから将来の仕事や社会にもっと意識を向けてほしいと思い、このような機会をつくりました」

こう切り出すと、勉強が社会のどんなシーンで役立つか、仕事の楽しさとはどんなところにあるのかを、生徒にわかりやすく伝えていきました。

その後、生徒は授業が行われたホールを出て、リクルート本社内を見学。再びホールに戻ると4グループに分かれ、社員4名が順番にグループをまわる形で座談会がスタートしました。

20代、30代の社会人から大学時代や就活、仕事の話を直接聞けるチャンスはなかなかありません。それだけに生徒は興味津々で、活発に質問を投げかけます。

その内容は

・高校時代にどれくらい勉強していましたか?
・もう勉強したくないと思うことはなかったですか?
・大学に行ったとき、夢はありましたか?
・高校や大学時代の経験で就職に生きたことはありますか?

という勉強や大学に関するものから

・仕事は楽しいですか?
・休みはどれくらいありますか?
・メディアで見る年収ランキングは本当ですか?
・部署などの希望はいえますか?
・転職する人はどういう理由でやめていくのですか?

といった仕事の現実的な質問まで実にさまざま。社員はフランクに、でも正面からしっかりと答え、ときには生徒から笑い声が上がることも。どのグループも和気あいあいと盛り上がり、座談会の時間はあっという間に過ぎていきました。

こうして終了したリクルート会社見学&座談会。終了後の生徒へのアンケートでは、以下のような前向きな回答が並びました。

・一生の思い出になるような貴重な体験ができた
・企業勤めは辛いという印象を払拭できた
・普段は来れない場所で、普段は聞けない話を聞けて楽しかった
・社会人の目線で、今やっておいた方がいいことを聞けてよかった
・こんな人になりたい、こんな場所で働きたいといったイメージが浮かび、将来についてたくさん考えることができた

相洋丸が寄港したリクルート本社という場所で、「仕事」や「社会」について確実に何かをつかんだ生徒たち。大学の先に広がる世界にまで思いを馳せた彼・彼女たちの表情は、とても輝いて見えました。

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