リアルドラゴン桜プロジェクト

学校法人 須賀学園 宇都宮短期大学附属高等学校

Vol02
2020.8.29
まるで文化祭! 一人ひとりの生徒が輝く「学校説明会」

相洋高校の学校説明会は「学校の魅力がよくわかる」と大きな反響を呼び、多くの来場者が訪れる一大イベント。当日は受付からステージ上での司会進行、プレゼンテーション、パフォーマンスまで、全て生徒たちが行います。

生徒の生き生きとしたパワーを感じながら相洋高校を知ることができ、来場者を楽しませる要素も盛りだくさん。今回は2020年度8月~10月にかけて開催される学校説明会のうち、小田原市民会館で行われた第1回目の様子をレポートします。

司会からプレゼンまで、生徒がステージで大活躍

雲ひとつない晴天の8月末の土曜日、小田原市民会館にて2020年度第1回目の相洋高校学校説明会が行われました。

検温、消毒と、新型コロナウイルスの感染予防対策をしっかり整えた受付で来場者を迎えるのは生徒たち。相洋高校の学校説明会は「生徒たちが実施する」ことがコンセプトの1つとなっていて、受付、司会進行、ステージ上でのプレゼンやパフォーマンスまで、全て生徒が行います。

開演ブザーと同時に会場に流れたのは、学校紹介のVTR。
「インターハイのリレーで優勝したい!」
「将来の夢は、アメリカで働くことです」
自分の夢を笑顔で語る生徒や、部活動に励む生徒、夢をかなえた卒業生の姿が映し出され、明るくポジティブな「相洋ワールド」に来場者も一気に引き込まれていきました。

次は、杉﨑朗校長先生のあいさつです。この学校説明会で、ステージ上から先生が語りかける唯一のシーンです。

「相洋高校には、『一人ひとりの相洋スタイル』という言葉があります。本校には今、約1400人の生徒がいますが、考え方や感じ方、価値観は一人ひとり違います。それぞれの生徒が自分のスタイルで学園生活を送っていける、それが相洋高校です」

だから、VTRに登場した生徒たちはあんなに生き生きしているのか──。
杉﨑校長先生の言葉に、来場者も真剣に耳を傾けます。

学校説明会の当日運営を生徒が行う学校はまだ少ない中、生徒主導のスタイルを取る理由を、先生方はこう語ります。

「学校を知っていただくには、生徒の様子をご覧いただくのが一番いいのでは? ということでこの形になりました。学級担任やクラブ活動顧問として我々も事前準備をサポートしますが、当日は、生徒の姿を通して相洋高校のことをお伝えしたいと思っています」

その狙いは見事に当たり、学校説明会は毎回申し込みが殺到する一大イベントに。大好評のステージを生徒が自分たち自身で催すこのイベントは、ここから先のプログラムでさらにパワーアップしていきます。

【コース紹介】未来が広がる、きめ細やかな学習指導

相洋高校は、山海の自然に恵まれた小田原市の緑豊かな高台にあります。生徒たちは雄大な海と小田原城を一望する絶好のロケーションで、生涯一度の高校生活を送るのです。

1938年に開校し、創立80年を超える相洋高校は卒業生の数もすでに4万数千人を超え、政界、財界、スポーツ界、芸能界と、さまざまな分野で活躍中。夢をかなえた先輩たちがたくさんいる学校です。

そんな相洋高校には5つのコースがあり、学校説明会では相洋中学校からの一貫コースを除く4コースについて紹介が行われました。もちろん、プレゼンターは各コースの生徒たち。映像を取り入れるなど趣向を凝らし、特徴をわかりやすく伝えます。

■特進コース【目指すは国公立・難関私大】
国公立大学・難関私立大学の合格を目指し、学習に特化した「選抜クラス」と、高い水準で学習とクラブ活動の両立を目指す「特進クラス」の2つに分けて展開。大学受験に直結した授業で、希望大学への合格を目指します。
ICT教育も導入しており、今年度からは全生徒にタブレットを配布して、ロイロノート、スタディサプリなどのアプリも活用。また、リアルドラゴン桜プロジェクトをはじめ学習を後押しする講演も多く、夏には山梨県で夏合宿を実施。プレゼンターの生徒たちは、夏合宿最終日のバーベキューが高校生活の楽しい思い出となったことを語っていました。

■文理コース【希望の難関~中堅私大へ】
難関~中堅私立大学を目指すコース。理系、文系、各々に特化したカリキュラムを実施しますが、大きな特徴は全生徒が英語学習に特に注力することです。
この日は生徒がつくったオリジナル映像で海外語学研修旅行の様子を紹介。日々の学習では外国人講師による校内留学や、スタディサプリENGLISHの活用などを通してヒアリングとスピーキングを強化。卒業までに全員が英検2級合格を目標としています。こうした教育が実を結び、塾に行かずに飛躍的に学力を伸ばし、難関私立大学に合格した先輩もいます。

■進学コース【中堅私大を中心とした幅広い進路指導】
大学・短期大学を中心に、専門学校や就職も視野に入れたコース。1年次は基礎学力の徹底を図り、2年次以降はそれぞれの進路決定に向けて、多くの大学が参加する進路ガイダンスを行うなど、さまざまな進路情報取得の場を設けます。また、外部模試やスタディサプリを活用して学習成果を随時確認。ほかのコースと異なり、2年・3年の2年間にわたって「芸術」を履修でき、美術系の大学に進学する生徒がいることも特徴です。

■情報処理コース【進学・就職に役立つ資格を多数取得】
情報処理や簿記などの商業科目を学習し、資格取得を通じて大学・専門学校進学を有利に進めることや、企業への就職をサポートするコース。この日のプレゼンではパソコン入力や電卓計算を猛スピードで行う生徒の映像も紹介。検定試験の取得をバックアップする「商業科ステップアップ計画」もあり、多方面で活かせる資格や知識・技術の取得が可能です。

【放課後紹介】胸熱! パワーあふれる圧巻のフィナーレ

コース紹介の後は、相洋高校の「放課後」がわかる楽しいパフォーマンスが舞台上で行われました。

■放課後の日常をリアルに表現
「おつかれさま~」
「このまま帰る?」
「部活あるから帰れないんだよー」
「電車、何時? 間に合うかな?」
プロローグは、それぞれの放課後時間を過ごす生徒たちを演劇形式で紹介。生徒の会話や表情はとても自然で、リアルな日常そのものです。すると突然、数名の女子生徒が制服姿のまま踊り出し、ポップな音楽に合わせてダイナミックなダンスを披露。その後、クラブ活動や放課後の学習環境の紹介へと続きます。

■これぞ文武両道。好成績を残すクラブ活動
相洋高校は難関大学へ進む生徒を多数輩出する一方で、スポーツ、文化ともに大活躍のクラブ活動が多いことでも知られています。例えば野球部は、強豪がひしめく神奈川県の2020年度大会(独自大会)において、甲子園で優勝・準優勝経験がある高校を相手に大健闘。結果は逆転で惜敗したものの、初の準優勝となりました。

ほか、陸上部、ソフトテニス部、柔道部、サッカー部、弓道部、空手道部なども全国・県大会で好成績を記録。文化部では和太鼓部が2019年末の県大会で見事に優勝。ステージ上では相洋高校自慢のクラブ活動のうち、空手道部の迫力あるパフォーマンスが行われました。

■フィナーレは、音楽とダンスの華やかなコラボ
クラブ活動紹介の後は、スタディサプリの活用や補習授業、各種受験対策講座、自習スペースといった放課後の学習環境が紹介され、学校説明会もいよいよ大詰めに。相洋高校で過ごす3年間をイメージした映像・ナレーションに続き、和太鼓部の演奏が始まります。曲目は歌詞に地元の名産「小田原提灯」が登場し、JR小田原駅の発車メロディーにも使われている『お猿のかごや』です。

そしてフィナーレは、吹奏楽部・和太鼓部・チアダンス部・コーラス部によるコラボレーションパフォーマンス。

名曲『Sing Sing Sing』に合わせて、大勢のチアダンス部メンバーが元気いっぱいに踊る姿は圧巻! 会場に響きわたる軽快なメロディー、照明演出も駆使した華やかなステージを来場者も楽しそうに見つめ、大きな拍手とともに学校説明会の幕が下りました。

***

杉﨑校長先生は、冒頭のあいさつでこんなこともおっしゃっていました。
「高校生活は夢をかなえるための単なる準備期間ではありません。高校時代にも、それぞれの人が輝ける場所を探すことが必要です」

勉強に目的を見出したり、初心者で始めたクラブ活動に没頭したり……。相洋高校は、まさに「それぞれが輝ける場所」であることを物語っていた学校説明会。生き生きとしたステージからは、陰で支える先生たちと生徒が一丸となってこの日を迎えていることも伝わってきて、「こんな学校で学びたい」と思える魅力にあふれていました。未来に向けてキラキラと目を輝かせる生徒を乗せた相洋丸に、新たな仲間が加わる来春が楽しみです。

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