リアルドラゴン桜プロジェクト

学校法人 明徳学園相洋高等学校

Vol06
2020.3.10
【2年生インタビュー】刺激を受けた1年間から、さらなる飛躍の1年間へ

穏やかな晴天が春の訪れを感じさせる3月半ば。年度末に向け慌ただしくも活気に満ちた相洋高校で、リアルドラゴン桜プロジェクトに参加する特進コース2年生の3名にインタビューを行いました。

新型コロナの緊急事態宣言の影響により、3学期に入ってからのリアルドラゴン桜授業は録画映像によるオンライン形式で実施。今回はオンライン授業の感想と、この1年間を振り返っての思い、1年後に控えた受験への意気込みなどを語ってもらいました。

【Yさん】
プロジェクトで学んだことを実践。成果を感じ始めています

1人目は、質問に明るくはきはきと答えてくれたYさん。県大会などで優秀な成績を収める和太鼓部に所属しています。

──1年間、リアルドラゴン桜プロジェクトに参加した感想を教えてください。

Yさん:現役の東大生に会ったことがなかったので、初めてコーチにお会いしたときは、なんだか不思議な気持ちでした。

遠い存在のように感じていた東大生ですが、リアルドラゴン桜授業ではユーモアをまじえながら話してくださり、わかりやすかったです。授業中は生徒の席を回ってくれるので質問もしやすく、どんな質問にも親身に寄り添ってくださって楽しく受講できました。

授業内容は、勉強法や、勉強するときに何を考えるべきかなど、学校の授業とは違うことだったので新鮮でした。コーチたちはどんな問題で点を取るか、どんな問題にどのくらい時間を使うかなど、試験への戦略がとても綿密。受験に対する真剣度が高くて刺激を受けました。

──自分の勉強法などに変化はありましたか?

Yさん:勉強の際、深く理解することを意識するようになりました。

例えば今までは英単語を覚えるとき、代表的な意味だけを暗記していました。でも、リアルドラゴン桜授業で1つの単語には複数の意味があること、それらに共通する意味合いをわかっていれば知らない使い方で出てきても読み解けることを知り、今は根本的な意味やイメージを意識しながら覚えています。

その甲斐あってか、模試の問題などで知らない使い方をされていても、文脈を推測できるようになってきました。

──オンラインでのリアルドラゴン桜授業の感想は?

Yさん:対面と変わらない充実した内容でした。紙の資料が配られて手元にある状態だったので、それも、わかりやすさにつながりました。

──4月から3年生です。受験までの1年間をどう過ごしていきたいですか?

Yさん:1年間は短いようで長いので、途中でゴールを見失ったり、今どこにいてどこまで行けばいいのか、わからなくなったりするのではないかと思っています。リアルドラゴン桜授業では計画の立て方を学ぶ回もあって、計画を立てることがゴールを見失わない秘訣なのかなと感じました。その学びを活かして受験までの計画をしっかり練り、実践したいと思います。

【Sさん】
受験へのモチベーションが向上した1年間でした

2人目はどの質問にもにこやかに受け答えしてくれたSさん。好奇心旺盛で、国内外に向けたボランティア活動を行うインターアクト部に所属しています。

──1年間、リアルドラゴン桜プロジェクトに参加した感想を教えてください。

Sさん:プロジェクトに参加して、僕の中で一番大きかった変化はモチベーションの向上です。勉強の意義や方法などを教えてもらえて、受験への気持ちを鼓舞することができました。受験生がこの時期に抱えがちなモヤモヤを解決してくれるようなプロジェクトだったと思います。

──リアルドラゴン桜授業の内容で印象に残っていることは?

Sさん:これからの大学入試は思考力や判断力をより問われるという、センター試験と共通テストの違いの話が印象に残っています。これまでは、例えば歴史なら「〇〇年に△△があった」とだけ覚えることが多く、なぜその年だったのか、なぜ××ではなく△△が起きたのかといったことはあまり考えていませんでした。

でも1つの事象から興味の対象を広げ、いろいろなことを紐づけて覚えていく大切さを教えていただき、意識が変わりました。

そうした意識の変化が模試の結果などに現れているかどうかは、今の段階ではまだなんともいえないのが正直なところです。ただ、テレビのニュースを見たときなどに「本当はどういうことを言いたいんだろう」「なんでこういうことをするんだろう」といったことをよく考えるようになりました。同時に、何かにつけて物事をよく調べるようになりました。

──3学期にはオンライン授業もありました。いかがでしたか?

Sさん:対面授業と同じくらい濃い内容でした。とはいえ実際にコーチに会ってアドバイスなどをもらえると精神面で支えられる部分が大きいので、対面には対面ならではのよさがあるとも思います。

──いよいよ3年生です。受験までの1年間をどう過ごしていきたいですか?

Sさん:リアルドラゴン桜授業で学んだ勉強の計画の立て方を参考にして、自分に合う計画を立てて着実に進めていきたいです。2年生になってからは「本気になってやってみよう」というモチベーション面の大きな変化があったので、「これからの1年間もがんばれる!」と前向きな気持ちでいます。

【Nさん】
通学電車の中で、単語帳を開くようになりました

3人目は爽やかな笑顔が印象的なNさん。書道部に所属し、勉強と部活動をがんばって両立させています。

──1年間、リアルドラゴン桜プロジェクトに参加した感想を教えてください。

Nさん:リアルドラゴン桜授業に来てくださった東大生コーチはどの方も話が面白く、楽しかったです。2年生になったばかりのときは、まだ受験に対する意識があまり高くなかったのですが、授業を受けて「今からがんばろう」という気持ちになりました。

──実際の行動にも変化がありましたか?

Nさん:私は電車通学で、以前は電車の中でスマホを見たりしながら通学していました。だけど今は通学の時間に単語帳を開くなどして、勉強しています。無駄に過ごしてしまいそうな短い時間も、勉強に当てようと思うようになりました。

──リアルドラゴン桜授業で印象に残っていることは?

Nさん:計画をテーマにした授業が心に残っています。大きい目標、中くらいの目標、小さい目標に分けて計画を立て、少しずつ着実に、目標を達成していくという内容でした。

私は大きな目標を立てて、思うように達成できなくてやる気が薄れてしまうことが多かったのですが、小さい目標から挑戦するようにしてみたらきちんと達成できることが増えました。おかげで、勉強を楽しいと思えるようになりました。

──受験まで1年となりました。どんな風に過ごしていきたいですか?

Nさん:リアルドラゴン桜プロジェクトに参加して、受験に対する自分のモチベーションが上がったという実感があります。東大生コーチがたくさん勉強したという体験談を聞いて刺激を受けたので、私もたくさん勉強したいです。そして、今興味をもっていることを大学で学べるよう、いい結果を出せたらいいなと思っています。

インタビュー後に、担任の倉田光太朗先生に話を聞くと、こんな心強い言葉をくれました。

「2020年度はコロナの影響もあり、学校生活でもイレギュラーの多い1年間でした。でも生徒たちはそんな中でも素直に、ひたむきに勉強と向き合っていました。3年生になると受験への焦りや悩みも色濃くなるでしょうが、生徒それぞれが自分の最高のパフォーマンスを出せるよう、しっかり寄り添っていきます。そして彼・彼女たちが卒業するとき、『相洋高校で3年間を過ごしてよかった』と思ってもらえたら本望です」

受験に裏技はありません。うまくいく模試ばかりでもありません。けれど相洋丸の生徒たちには、親身に支えてくれる先生方がついています。高波や嵐にくじけそうになっても必ず前を向き直し、1年後の受験に立ち向かっていくでしょう。

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