リアルドラゴン桜プロジェクト

東亜学園高校

Vol04
2020.8.29
人間形成と実力養成の両立を目指す
東亜学園高校の学校見学会

8月29日、東亜学園高校の学校見学会が開催されました。会場となるホールと、その映像が同時中継される教室に保護者と中学生が集まっています。新型コロナ感染防止への配慮から在校生は参加していませんが、開始前のスクリーンには日常の高校生活がよくわかる映像が流されていました。この日説明された内容の一部を、ご紹介しましょう。

様々な事に興味を持ち、
自ら学んでもらいたい

学校見学会は、矢野校長先生による、建学の精神と教育理念についての解説からスタートしました。

東亜学園の教育方針である校訓は、『他人親切叮嚀 自己奮励努力』です。
この意味を、矢野校長先生は次のように説明しました。

「校訓の『他人親切叮嚀 自己奮励努力』は、『社会適応能力の育成と、自主・自律、克己の精神』という意味です。これを実現するための、教育の二本柱をご紹介します。社会適応能力の育成のための『人間形成教育』、そして自主・自律、克己の精神を養うための『実力養成教育』です」。

「この2つはどちらか一方だけでは不完全で、両方必要です。相互補完しながら、両方の力を身につけてもらいたいと思っています。東亜学園には、この2つの力を身につけるための、様々な学びのための環境があります」。

「中学生の皆さんにもわかりやすく、この教育の目標をお話しましょう。それは以下の4つです。

1:知性を持つこと
2:誠実であること
3:他者を敬うこと
4:最後までやり遂げること

世界有数のIT起業家が『どのような人と働きたいか?』と問われた時に、この4つを答えたそうです。本校の生徒には、この4つを身につけてもらえるように教育していきます」。

矢野校長先生は校訓を中学生にもわかりやすく解説し、最後にこう語りました。

「本校は運動部が強いことで有名です。全国制覇をするなど良い成績を上げてきたからです。しかし最近では、学業の面でも大きく伸びています。このあと詳細をご説明しますが、学校は教育環境を整え、また、難関校への進学を目指す生徒も増えました。今春、東京大学を受験した生徒もいます。本当にギリギリの点数で、残念ながら合格はできませんでした。しかしこの生徒は、『来年は絶対に東大に合格し、日本のために働きたい』と言って今も受験勉強を頑張っています。ぜひ、夢を叶えてほしいと思います。皆さんもこの先輩に続き、自ら学び、様々なことに興味を持って充実した高校生活を送ってほしいと願っています」。

自ら学ぼうとする生徒を育てる
それが進路指導方針です

続いて進路指導について、説明がありました。

基本方針は、
『自分一人では勉強することが難しい生徒』や、『自分のペースでさらに勉強を進めていきたい生徒』に対して、学力を伸ばす環境ときっかけを与えるものという説明がありました。

進路指導部の阿藤先生は、具体例を交えてさらに次のように解説しました。
「無理やり『勉強しなさい』と生徒に言っても、当然ながら効果はありません。大切なのは生徒が自ら学ぶことであり、そのための環境を本校では整えています。

もっとも特徴的なのが、自習室です。単に自習スペースを設けたのではなく、専任スタッフが常駐し、授業と連動したアドバイスもおこなっています。137席の個人ブースがあり、20時まで利用できます。これにより学校で予習・復習を含めたすべての勉強をすることができますし、もちろん部活動の後でも利用可能です。生徒からの人気も高く、現在では定期試験が終わった日の夜でも、多くの生徒が利用しています。

また、スタディサプリなどの教育サービスも取り入れています。生徒は全員が利用可能で、授業の予習や復習に利用しています。本校の生徒の利用率は極めて高いという数値が出ています」。

「その他に、豊富なガイダンスやイベントも用意しています。例えば1年生を対象とした、夏のキャリアガイダンスを実施しています。劇団員による演劇を鑑賞して『文理選択とは?』を考え、本人の希望進路ごとに分科会を実施するのです。本校では秋から文理選択がはじまりますので、その前に実施しています。また、『コース選択・進路ガイダンス』では具体的なコース選択についてのガイダンスを実施しています」。

現在は新型コロナウイルスの感染防止対策をおこなっているため、オンラインで実施するものもあるそうですが、いずれにしても豊富な機会が用意されていると言えるでしょう。

最後に阿藤先生は、こう語って締めくくりました。
「自ら学ぼうとする生徒を育てる。それが本校の進路指導が目指すものです」。

ICTをはじめとした
充実した教育環境

続いて、生徒の日常生活や施設の紹介がありました。

まずは保護者から質問が多く寄せられた、休校期間中のオンライン授業への対応についてです。
東亜学園では以前からICT教育に力を入れ、設備を充実させてきたために、スムーズな対応が取れたそうです。
昨年度、全教室に電子黒板機能付プロジェクターを設置。今年度は、生徒一人に一台のタブレットを配付し、全教室にWi-Fiを整備しています。そのため4月には課題を配信することができ、5月には双方向のオンライン授業も開始しました。

担当の先生は、「今後、仮に新型コロナウイルスの感染状況が悪化したとしても、学びを止めないことをお約束します」と話しました。

最後に、施設の一部をご紹介しましよう。創立80周年記念事業として全面改築された施設はとても美しく、洗練されています。

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