リアルドラゴン桜プロジェクト

学校法人 須賀学園 宇都宮短期大学附属高等学校

Vol 07
2019.8.3
3日間で来場者7,000名を超える!
「1日体験学習」開催

真夏の太陽が照り付けた8月第1週目の週末。宇都宮短期大学附属高校で、3日間の「1日体験学習」が開催されました。今年の来場者数は、トータルでなんと7,000名超。未来のキャンパスライフを体験しようと集まった中学生とその保護者の方々で、会場は熱気にあふれています。大ホールでの学科・部活動の紹介があり、教室での本番さながらの模擬授業ありと、内容盛りだくさん。先生と生徒が一丸となって学校の魅力を紹介した様子を、くわしくご紹介します。

創立から変わらない
個性を育む教育

毎年恒例の宇都宮短期大学附属高校の1日体験学習。今回は153の中学校から7,000名を超える参加者が集まり、学校内は訪れた中学生やその保護者で大賑わいです。
参加者はさっそく、生徒たちの誘導で須賀栄子記念講堂大ホールへ。まるでコンサート会場のような立派な講堂は、開始前から熱気であふれかえっています。そんななか、チアダンスと吹奏楽部による演奏でのウェルカムコンサートがスタート。会場には大きな手拍子が鳴り響き、いよいよ1日体験学習の幕開けです。

続いて、須賀英之校長先生が壇上に登場し、まず口にしたのは「高等学校はみなさんの夢を実現する場所です」という言葉でした。「創立から120年の間ずっと変わらずに、生徒一人ひとりの個性と能力を生かす教育を志しています」と話す須賀校長先生。音楽ホールや、3つの体育館、人工芝のサッカー場やテニスコート、野球場など学校施設の充実をはかっているのも、生徒たちがそれぞれの能力を存分に生かすための環境づくりなのだそう。そんな須賀校長先生の想いを、来場した中学生たちもしっかり受け止めたようです。

そして、校長先生のお話の後は、各学科の生徒たちによる学科紹介と、部活動紹介のパートへ。各科の発表は、生徒たちが作成したロココ調衣装のファッションショーや楽器の生演奏、そして寸劇を交えた部活動発表など個性豊かで、見る人を飽きさせません。最後は、応援団とチアダンス部から中学生に向けた応援エールが送られ、プログラムは終了。憧れのキャンパスで勉強や部活動に打ち込む先輩たちの姿に、中学生たちも自分の未来を重ね合わせているように見えました。

それぞれの科の魅力が
たっぷり詰まった模擬授業

大ホールでのプログラムのあとは、普通科、情報商業科、音楽科、生活教養科、調理科それぞれの学科の模擬授業が行われました。まず普通科の模擬授業をのぞいてみると、どの教室も中学生たちでほぼ満席。本番さながらの授業に、みんな真剣なまなざしで臨んでいます。
そんななか目を引いたのが、スタッフとして活躍する、宇都宮短期大学附属高校の生徒たちの姿。学内で迷っている来場者を見かけたら、積極的に声をかけて目的地まで誘導する。会場にイスが足りなければ、即座に他から運んでくるなど、状況を見て判断して行動する姿は、とても頼もしく見えました。

ちなみに他の科の教室も大人気。情報商業科の教室ではパソコンを使ってのwebデザインの授業、音楽科では生徒たちによるミニコンサートと実技レッスン体験。そして生活教養科ではエプロンシアター、調理科ではパティシエ実習が行われるなど、各科の個性が光る模擬授業が目白押しで、いきいきした表情で参加する中学生の姿がとても印象的でした。

萩原教頭先生に聞く
「1日体験学習」の裏舞台

こうして、大盛況に終わった1日体験学習。終了後、萩原俊和教頭先生にお話を伺いました。この1日体験学習に、どんな想いが込められているのか。生徒たちはどんな気持ちで臨んでいるのか。宇都宮短期大学附属高校の夏を彩った、一大イベントの舞台裏についてお聞きします。

-今回の1日体験学習は参加者が7,000名を超えたということですが、その人気の秘密はどこにあるのでしょうか?

教頭先生:始めて間もない頃は、1日体験学習の参加者も4,000名ほどだったんです。それがここ数年は毎年7,000名を超える方にご来場いただくようになり、本当に嬉しく思っています。ご覧になっていただいたように、宇都宮短期大学附属高校の1日体験学習は、ただの学校紹介ではないんですね。生徒たちによるファッションショーがあったり、ミニコンサートがあったり、来場者に高校生活を楽しんでいただけるよう、みんなでつくりあげています。そんなところを見ていただき「宇都宮短期大学附属高校の1日体験学習は為になった」というクチコミで、来場者が徐々に増えていったのではないかと思っています。

-生徒たちが来場者の誘導や発表に積極的に参加している姿はとても印象的でした。

教頭先生:今日は、全校生徒の約1/3、800名以上の生徒が参加してくれたんです。生徒たちには「自分の発表会と思って、楽しくやろう」という話をしたんですね。部活動紹介も、すべて生徒が自分で考えてやっているんです。7,000人を超える人の前でパフォーマンスをする機会なんて、なかなかないですから、生徒たちにも非常に良い経験になったと思います。

あと、この1日体験学習は、生徒たちがホスピタリティ精神やボランティア精神を学べるいい機会だと思っているんです。人生という文字は、人を生かすと書きますよね。この字が表すように、人生とは、人を助けるために生きていくことだと、いつも生徒に伝えています。この<人を助けること>を学ぶのに、1日体験学習の参加経験が役立つと嬉しいですね。

-今回の1日体験学習を始め、勉強以外のところで経験を積める機会が多いところも、宇都宮短期大学附属高校の魅力ですよね。

教頭先生:ありがとうございます。大手企業でインターシップをしたり、県や市といった自治体などともコラボレーションして活動する機会があったり、海外に研修旅行に行ったり。生徒たちには多くの経験を積んでもらえるよう、学校としても常に心がけているんです。学校の授業以外の場でいろいろな経験をして、広い視野と教養をもった人間に育ってもらえたらと思っています。

宇都宮短期大学附属高校には「一人(いちにん)は一校(いっこう)を代表する」という生活目標があり、生徒たちには「ひとりが学校の看板を背負っている価値ある存在である」ということを、いつも教えているんです。卒業しても一人ひとりが看板ですから。高校時代からいろんな活動をして、自分の看板ができれば、それがこれからの人生でも生きると思うんです。今回の1日体験学習の経験も、ぜひ自分たちの未来に生かしてもらえたらと思います。