リアルドラゴン桜プロジェクト

学校法人 須賀学園 宇都宮短期大学附属高等学校

Vol 12
2020.1.16
リアルドラゴン桜授業も残りわずか。
いま、生徒が想うこととは。

前回の生徒インタビューから、早5カ月が経ちました。この間、リアルドラゴン桜授業を通してさまざまなことを学んできた生徒たち。その心には、どのような変化が訪れているのでしょうか? 今回は改めて、男女1名ずつの生徒にインタビューを実施。スタート当初とくらべて変わったこと、これから目指したい姿などについて聞いてみました。西岡コーチの授業の様子とあわせて、生徒のリアルな声をお届けします。

「自主的に学ぶ」を実践したら
勉強が楽しくなってきた!

―リアルドラゴン桜授業も残すところあと数回となりました。スタート当初とくらべて、どんな変化がありましたか?

M.Kさん:中学生の時はあまり勉強が好きではなかったので、「高校に入って勉強が難しくなったらどうなるんだろう…」という不安がありました。でもリアルドラゴン桜授業の中で西岡コーチに「自主的に勉強すると達成感が違う」と教えてもらい、それを意識するようになってから、授業が楽しくなってきました。

S.Mくん:リアルドラゴン桜授業を受けるようになってから、かなり計画的に勉強するようになったと思います。授業の中で西岡コーチから「成績を上げるためには目標を具体的に立てること」と聞いたので、問題集をやるときも「今日は何ページから何ページまでやる!」と具体的な目標決めて、それをやり切れるようになりました。以前は中途半端にやってやめてしまうことも多かったので、自分なりに大きな変化を感じています。

―リアルドラゴン桜授業で学んだノウハウで、役立っているものがあれば教えてください。

M.Kさん:国語や英語の問題を解くには語彙力を高めることと教わったので、英単語や漢字の勉強に力を入れるようになりました。そのおかげで国語・英語の文章を読み解く力が付いてきたなと思います。

S.Mくん:授業のなかで「英単語は言葉と言葉がくっついて成り立っている」ということを教えてもらいました。それ以来、英単語を分解して調べる癖がついて、以前よりもすんなりと言葉の意味が入ってくるようになりました。

S.Mくん(1年生)。スポーツチャンバラが好き。得意科目は国語

授業を受けたおかげで
点数アップした科目も!

―リアルドラゴン桜授業を受けたことで、テストの成績に変化はありましたか?

M.Kさん:そうですね。国語に関してはかなり問題文の理解度が上がった気がします。そのおかげで、最近は点数も少し上がってきました。

S.Mくん:点数が上がってきたと思う科目も、そうでない科目もあります。僕としては、まだまだこれからという感じですね。これからもっと点数も上げられるんじゃないかと思っています。

―西岡コーチとの距離感に変化はありますか?

S.Mくん:そうですね。さっきもワーク中に西岡コーチが色々話しかけてくれて、とても嬉しかったです。気軽に質問ができるようになりました。

M.Kさん:西岡コーチはとてもフレンドリーなので話しかけやすい人だなぁと思うのですが、私個人が人見知りするタイプなので…(笑)。これからもっとお話しできるようになったらいいなと思います。

―今後教えて欲しいことはどんなことですか?

M.Kさん:いまは勉強する意味について学ぶことが多いので、残りの授業では実践的な内容を教えてもらえたら嬉しいと思います。まだ大学入試を明確には意識していないのですが、受験のときに困らないようなテクニックも教えて欲しいです。

S.Mくん:僕も同じですね。今までは勉強に対する姿勢など、勉強の本質的な部分を教わったので、今後はテストの実践的なテクニックとか、具体的な解き方なども勉強できたらと思っています。

M.Kさん(1年生)。趣味は軽音楽を聴くこと。得意な科目は国語

ノートを取る意味は
「構造化」することにある

「勉強をするとき、自分なりのやり方でやるのと、先生に言われたやり方でやるのと、どちらが良いと思いますか?」
新年初の授業は、西岡コーチのこんなユニークな問いかけから始まりました。この問いに対して挙手を求められた生徒たち。その反応は、半々に分かれます。

この流れで話されたのが、「守・破・離」(しゅ・は・り)という、勉強をするうえで役に立つ考え方。「守」はできるだけ多くの人の話を聞き決められたやり方や教えを守ること、「破」はそれを自己流にアレンジしてみること、そして「離」はオリジナルの勉強方法を構築することを表すのだといいます。

たとえばこのステップは、授業でノートを取るときにも使えるのだと話す西岡コーチ。黒板の板書を取る(守)、自己流で色を変えたり工夫する(破)、自分だけのオリジナルノートを作ってみる(離)という流れで、ただ学ぶだけでなく、自分なりにアレンジし、身につけてゆくと良いのだそう。

そもそもノートを取る意味は、授業の内容をわかりやすく「構造化」することにあると話す西岡コーチ。ここでいくつか具体的な例を参考にしつつ、実際にノートをつくってみるというワークが行われました。いつも自分たちがやっているのとはまた違うノートのまとめ方に戸惑いつつも、作業を進める生徒たち。ノートは授業で毎日使うものということで、みんないつもに増して真剣な様子です。
「これをマスターすることで、日々の授業をさらに効率的に吸収できるかもしれない」。生徒たちの姿からは、そんな意気込みが感じられました。

自分の勉強は
自分で組み立てることが大切!

ノートをつくるワークの後は、自分の学習状況を客観的に分析するための「状況分析シート」をつくるワークが行われました。国語・数学・英語の3教科において、自分が理想とする偏差値・点数はどのくらいなのか、そして何が足りていないのか、それを埋めるためにどんな勉強をしたらいいのかをシートに記入していきます。

いままで漠然と頭の中にあった自分自身の課題を想い返し、書き出していく生徒たち。時折周りの生徒と相談したり、西岡コーチに質問をしたり、集中してワークに取り組んでいきます。「模試などが終わった後は、こうやって自分で弱点を見つけ出し、それを行動目標に落としてみてください」と話す西岡コーチ。そのうえで、自分の勉強は自分で組み立てることが大切なのだと西岡コーチはいいます。

そして授業の最後は、「自分で問題を作る」というテーマで締めくくられました。たとえば授業を受けたとき「どんな問題が出題されそうか」を考えることが、とても大切なのだそう。英語のイディオムを例に、このイディオムを使ってどんな問題をどのようにつくってゆくのかがレクチャーされます。これまでやったことがない勉強の仕方を学び、生徒たちもまたひとつ成長を遂げた様子。やや戸惑いの表情を見せながらも、しっかりと自分のものにしようとメモを取る姿が印象的でした。

こうして今回も新たな勉強方法を学んだ宇都宮短期大学附属高校の生徒たち。あと数回の授業を経て、どのように変化しているのでしょうか。最後の最後まで目が離せません。