リアルドラゴン桜プロジェクト

学校法人 須賀学園 宇都宮短期大学附属高等学校

Vol 11
2019.12.9
西岡コーチにインタビュー!
生徒たちへの想い、期待することとは!?

令和元年も残りわずかとなった12月9日。西岡コーチによる、リアルドラゴン桜授業が行われました。宇都宮短期大学附属高校で行われる授業も5回目ということで、西岡コーチにインタビューを実施。生徒たちの印象や、最初の頃と比較しての変化、今後目指してほしい理想の姿などについて、お話を聞かせていただきました。今回も、授業の様子と併せてご紹介します!

生徒たちの生の声を聞き
授業に反映していきたい

―これまで宇都宮短期大学附属高校の生徒たちを見てきて、どんな印象をお持ちですか?

西岡コーチ:こちらの学校の生徒たちは、みんなとても素直ですよね。実は人の言うことを素直に聞けるというのは、成績を上げるうえでとても大切な資質なんです。それだけに、僕の授業もすごく吸収してくれているなと感じています。

―みんなとても真剣に授業に耳を傾けていますよね

西岡コーチ:本当にそうですよね。授業も真面目に聞いてくれますし、理解力も高いので、僕自身もとてもやりやすいですね。本当にいい生徒たちだなと思っています。

―リアルドラゴン桜授業も今回で5回目となります。最初の頃と比較して、生徒たちにどのような変化を感じますか?

西岡コーチ:より授業に積極的に取り組んでくれるようになったと思いますね。休み時間や授業終了後にも「この問題はどう解いたらいいですか?」とか「おすすめの問題集があったら教えてください」など、質問に来てくれる生徒も増えてきました。

―生徒たちのリアルな意見を聞くことができる、いい機会でもありますよね

西岡コーチ:確かに、個別の生徒と話ができる機会ができたので、彼らの生の声も聞けるようになりました。今後は授業の場で聞いた声をきちんと吸収して、授業の内容にも反映していきたいと思っています。

―今後の授業では、どんな取り組みをしていく予定ですか?

西岡コーチ:3学期からは自分からアクティブに学んでもらうことが僕自身の目標でもあるので、彼ら自身が教壇に立って、自分自身で授業をしてもらう「反転授業」という取り組みができたらと思っています。たとえばいくつかのグループに分けて、グループごとに決めたテーマで自ら授業をしてもらうようなイメージです。

―西岡コーチが普段から話している「アウトプット」の一環ですね

西岡コーチ:やはり学んだノウハウを自分のものにしていくためには、アウトプットすることが大切なんです。さらに、アウトプットを習慣化していくためには、成功体験を積み重ねていくことが重要です。ですので、今度やる「反転授業」は、授業のわかりやすさを競うコンペ形式にしても面白いかなと思っています。

―生徒たちに対して、今後期待することはありますか?

西岡コーチ:間違うことを恐れないで欲しいと思いますね。たとえば「答えはAかB、どっちだと思う?」と挙手を求めた場合、間違うことが怖いと、どちらにも手を挙げられなくなってしまうんです。間違って恥をかいてもいいから、思い切って「自分の意見はこれだ!」と手を挙げられるようになってもらえたら嬉しいですね。もしその時点で答えがわからなくても、いいんです。授業でも話していることですが、「間違いは伸びしろでしかない」のですから。

―最後に。西岡コーチは並々ならぬ情熱でこのプロジェクトに臨んでいますが、その熱意の原動力はどこにあるのでしょうか?

西岡コーチ:僕は東大を、頑張れば誰でも入れる学校にしたいんですよね。そして、僕自身がこうしてチャンスをつかめたように、たくさんの人にその機会が与えられるといいなと思っています。そのためのノウハウを、僕なりに伝えていきたい。そんな思いが、原動力になっているんだと思います。

自分からやる勉強こそが
本当の勉強だ!

西岡コーチのインタビューの後は、リアルドラゴン桜授業のレポートです。今回の授業のテーマは「自分の宿題づくり」。さて、どんな内容が語られるのでしょうか…。その一部をご紹介しましょう。

ワクワクした表情で授業のスタートを待つ生徒たち。まずはそんな生徒たちに、西岡コーチから可愛い消しゴムのXmasプレゼントが送られました。予想しなかったプレゼントに、生徒たちの顔もほころびます。

そして、いよいよ授業がスタート。まずは西岡コーチから
「そもそもみんな、宿題って何のためにあるかわかりますか?」という問いが投げかけられました。周囲の生徒と顔を見合わせ、戸惑いの表情を浮かべる生徒たち。いままで当然のように先生から出されていたものだけに、その存在理由を考えたことはなかったようです。

西岡コーチいわく、宿題とは「目標を達成するための方法論を先生が決め、それをみんなに課しているもの」なのだそう。

しかし本来は、目標は自分で決め、そこに達成するために何が必要かを自分で考えて、自分自身に宿題を課すべきだと西岡コーチはいいます。

「大学受験では、自分の足りないものを考えて、自分が勉強するべきことを自分で決めることが大切。誰かにやれと言われたものと、自分で考えたものだと、学習効果としては10倍違うといわれています」と話す西岡コーチ。10倍というインパクトのある数字を聞き、生徒たちも驚いたようすです。

「今までの社会では、人に言われたことをそのままやることが大事でした。でも自分からやる勉強・仕事が本当の勉強であり、仕事なのです」と西岡コーチ。生徒たちも真剣な表情で耳を傾けています。

自分たちで目標を立て
冬休みの宿題をつくる!

冒頭の話を受けて行われたのが、自分たちの冬休みの宿題づくりです。西岡コーチが作成したシラバス(講義内容一覧)をもとに、

大理想:こういう人間になりたい。こういう大学に入りたい、テストで●点を取りたい
中理想:この1カ月の目標
大方法論:この1カ月に何をすればいいか

をシートにまとめていくという形で行われたこのワーク。まずはそれぞれが自分の大きな理想を考え、その目標を達成するための1カ月の目標を決定。そしてさらに、その目標を達成するために必要な具体的な行動プランを考えていきます。周りの生徒たちと相談しながら、シートを埋めていく生徒たち。やったことがない作業に、少し四苦八苦しているようすでした。

このワークを通して、改めて「自分がどういうところができていないのか、何を勉強すればいいのか、を自分で構築することが大切」なのだと繰り返す西岡コーチ。しっかりシートを埋められた生徒もそうでない生徒もいましたが、誰もが自分で自分の勉強を構築することの大切さについて考える時間となったようです。

これまでの授業と同様、生徒たちの自主性を促す内容となった今回の授業。そしていよいよ3学期からは、生徒自らが教壇に立つ「反転授業」も始まります。これまで生徒たちが学んだことがどのように花開くのか。その様子はまた新学期のレポートでお伝えしたいと思います。